紡ぐ

不登校の娘たちを通して、自分の子育て、人生やり直し中!不登校を問題だと思う私が問題だったという・・・

SUNNY見てきた!何も考えずにただただ楽しめた!

★★★★☆

 

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【ストーリー】

専業主婦の奈美が、ある日、昔の親友・芹奈に再会。

再会場所は病院。芹奈は末期のがんに侵されていた。

 

芹奈から奈美へのお願いは、

「SUNNYのバカたちに、

     死ぬ前に会いたい」

だった。

 

かつての仲間を探し出す奈美。

みんなそれぞれにそれぞれの人生を歩んでいて・・・・

 

 

 

 

【感想】

ただひたすらに、笑って笑って泣いて笑って。

特別誰かに感情移入することもなく、頭を使って悩みながら見ることもなく。

挿入歌に体を揺らして、くちずさんで。


懐かしいとは、ちょっと違うなぁ。

一気にあの頃に引き戻された感。

え?私、SUNNYにおったっけ?

っていう。


それでも、20年も経ったんやなぁ。


あぁ、映画って楽しい~!


 

ただいま、私38歳。

まさに、ルーズソックスにラルフのセーター。

やってたことは、この映画ほどひどくはないが(笑)

それでも、子どもたちには言えないこともやってたなぁ。

 

それでも、それなりに大人になって仕事して恋愛して

結婚して、いっちょ前の顔して子ども育て・・・・

映画見ながら、「ふ、大丈夫やん」って。

何に対して、「大丈夫」なんやろって一人で突っ込みながら・・・・



 

 

なんとなく映画の内容と違う涙が出たのは。

 

映画の高校生たちがさ、それはそれは楽しそうなわけ。

 

「仲がいいかは知らないけど、

    いっつもつるんでるよ」

 

っていう仲間たちとね。

 

 

そしたらさ、うちはまだ小学生2人だけど、

学校にほぼ行ってなくて。

 

(あぁ、こんな思いできるかな)

(ばっかみたいに笑い転げる友達ができるかな)

(大人になって、あの頃ってほんまアホやったよなぁって

胸が熱くなる日がくるんかな)

 

って、いらん心配なのはわかってるけど、

ふとそういう気持ちがよぎる。

 

あぁ、今書いてて思った。

そんな感情で涙が出たんや私(笑)

 

なんだかんだ、やっぱり学校行ってほしいんやな。

子どもたちには


「行きたいなら行ったらいい」

「休みたいなら休んでいいよ」


のスタンスの我が家。


学校に行くっていうよりも、友達との時間を楽しんでほしいなって。

勉強はもちろん大事だけど、

生きていくためには、

もっと大事にすべきことが

たくさんある。

それは、友達から学ぶことが

とてつもなく多いからね。

二人が、映画のみんなのように

笑って泣いて怒って悩んで!

そんな当たり前の感情を

当たり前に出せる自分で

いてほしいな。と。

 

そっか。

そんなことを感じていたのね、私。


最近、自分の感情の源は

どんなだろうな、

と思わせられる事が多くて。


自分で自分を掘り掘り。





あ、映画の話しでした。


あぁ。なんか好きやなこれ。

って思ったのは。

 

①ともさかの人生詰んだ感・・

綺麗な女優さんが、

悲惨な姿や、汚い言葉を使ってるの。

リアルな感じがして、好き。

え?もしや親近感!?


②病院で、女4人がおやつ食べながら

うひゃうひゃしてるとこ・・

あぁ~楽しそう~!

仲間に入りたい~!

ってなる。


③お葬式が楽しいこと

憧れかな。

自分のお葬式も、

みんなで私の悪口言いながら

楽しくやってほしいなぁ!



 

 

もう一回映画館で観た~い!!

 


【おまけ】

小学生の娘たちが、映画の最中で、

「クスリってなに」

「やる?」

「(テレクラの電話をかけてるとこで)

誰に電話してんの?」

 

などと、聞いてくること。地味に困ったわ。

きわどいってか、アウトな言葉もそれなりに出てくるしね~


PG12ということに、納得。


一つ残念に思ったのは。

原作では、リーダー格の芹那

ナナの事件のあとに、何か誓いのようなものをたてたらしく(うろ覚え)、

それがあったから、みんなが集まった。

というストーリーだったらしい。


なので、それが何やったんやろなぁ。と。

気になるのです。


でも、きっと原作は見ないかな。


このSUNNYが好きやわ~。

このキャストが好きやわ~。