【不登校】 次女「もう学校いかない」と先生に伝える
【とうとう言った】
昨晩は、次女の先生が仕事帰りに我が家に寄ってくれた。
娘たちは、お休み連絡を自分達で放課後に取りに行くというミッションがあるのだけど、最近それを休みがち。
夕方に自分で学校に電話して、
「お休み連絡取りに行きたくないです。明日、まとめて取りに行きます。」
と。
お休みをする連絡も自分で、何か先生に伝えたいことがあれば自分で。が、基本スタイル。
で、今日はとうとう
「先生、もうお休み連絡を取りにいきません。もう、いやです。」
と伝えたみたいで、先生が顔を見にきてくれた、というわけ。
【深く突っ込まない先生】
恵まれたことに、担任が二人ともとてもとても素敵な先生で、感謝しかないことばかり。
不登校のお母さんたちの話の中では、担任がなかなか理解してくれなかったり、腕を引っ張っていくような、しんどいタイプの熱血先生だったり。
次女の担任も、熱血側なんだけど、熱血ポイントが
「とりあえず学校においで!楽しいから!」
というところではない、というところ。
じゃあ、何に熱血かというと。
< 子どもの心にとことん寄り添う >
という熱血ポイント。
それが、少し話をしただけで伝わるから、それにこちらが胸を打たれるという始末。
我が子のことを考えてくれてる!
ではなくて、<どの子も同じように大事 ・ 担任ができて幸せ ・ 子どもたちに色んな事を教わる>
という、なにかわからないオーラが穏やかに、かつビンビンに伝わる。
そんな、先生。
今日も玄関先での話。次女に、
「フリースクール楽しい?楽しいなら嬉しいなぁ。
フリースクールに行くと、学校に行ってないお姉ちゃんお兄ちゃんがいっぱいでしょ?
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あ、自分だけじゃないんだ!って安心しない?
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自分の学校だけだと、ほんのちょっとかもしれないけど、他の学校とかも見ると、びっくりするぐらいいっぱいいっぱいいるんだよ~!
自分だけじゃない、って嬉しいよね。
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学校に行かずに、大きな会社の社長さんになった人もいるよ。
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心配せずにお休みしたらいいんだよ。
お休みの間に、お出かけもいっぱいして、素敵なものいっぱい見てきて、また先生に教えてね🎵」
って。
なかなか、先生の立場から言えることじゃないよな、って本当に思う。
仕事や立場を越えてかけてくれる言葉は、貴重で重くて明るくさえある。
私も、 < いい先生 > として見ていないことに書いてて気づく。
< 尊敬すべき人生の先輩 > かな。 (年はほんの少し上ぐらいなんだけど)
先生を見つめる目が、キラキラしてるのが自分でわかるっていう(笑)
この先生に出会えたのも、娘らが不登校になってよかったことの1つだなぁ。
【娘の決意は・・・】
次女が物事を決めた時の頑固さというか、貫き加減というのは親から見てもなかなか強固なもので。
今日仕事終わりに、二人を車に乗せて買い物に行った時、そのまま学校にお休み連絡を取りに寄ればいいと思い、
娘達に 「学校の前で待ってるから、お休み連絡取りに行ってくる?」 と軽く聞くと、
次女 「お母さん? 私、もうこれから学校行かないって昨日言ったとこやん!!」
と、一蹴・・・・
はいはい。そうでしたな。
学校を休み続けるということもそう、自分で連絡をするのもそう、もう行かない宣言もそう。
2年生だというのに、なかなかなことを決断して、実行してると感心すらする。
感心するところもある。だけど、小さい心と体で意地を張ってるところも少なからずあるよなと見ていて思うことがある。
まぁ、ごくごくノーマルな道を進んでいるのではないから、次女なりに葛藤や迷いもあるよね。
私の役目は、その葛藤している心の中を上手に引き出してあげることなのかな。
自分で自分の気持ちを処理できるように、少し手伝ってあげることなのかなと。
自分自身にも、上手にしてあげられないのに娘達に・・・なんていうのは、傲慢というものかな。